台風8号が発生し関東から東北に上陸が懸念されていた。しかし、8月27日東京オリンピック開催地の関東には上陸せず、台風は太平洋側を北上し、28日には宮城県か岩手県から秋田県を横断、日本海側に抜ける予報だ。27日の午前中、東京は雨がぱらついていたが、台風が関東の太平洋側を北上して、昼過ぎには台風一過で晴れになり暑さが戻ってきた。
27日はテレワークをしながら、ランチの時間にオリンピックの大阪なおみ選手のテニスの試合を第1セットまで観た。大阪選手はなんだか調子悪いな~と思いながら仕事に戻った。夕方にネットニュースをちらっと見たら3回戦で敗退していた。残念。
台風が去った後はまた暑さが戻ってきた。東京オリンピックに出場の海外選手は、日本の夏の暑さと高い湿度で試合時間の変更を訴える選手も出てきた。そりゃそうだよね。東京は連日最高気温が32℃から33℃。最低気温も25、26℃ほどあるのだ。そして高い湿度。東京は新型コロナウイルスの流行もあり、テレワーク をしているが、今年は電気代が高くなりそう。ほぼ会社には出社していない。
仕事をしていると、今週からセミの鳴き声が良く聞こえてきた。会社は高層階で窓を開けることもないからかな。自宅だと室温調整のため、少し窓を開けたりするし、そもそも高層ビルではないし。
新型コロナウイルスで人の生活様式は昨年から変わってしまったけれど、セミは変わらず鳴いている。また今年も暑い夏になりそう。去年も夏は旅行には行けなかった。暑すぎて誰も外には出歩かないような猛暑日の昨年の8月15日終戦記念日、散歩して木陰で休んでセミの大合唱を聴きながら、関東のセミの鳴き声って本当にミーン、ミーンって鳴くのだと改めて思っていた。子供のころ読んだドラえもんの漫画だったかな?夏の描写にミーン、ミーンって書いていたけど、私が住んでいた九州では聞かなった鳴き声。セミの種類が違うのだと、ようやく気付いた。セミの名前はそのままミンミンゼミっていうみたい。ドラえもんの作者の藤子不二雄先生は東京のトキワ壮に住んでいたからセミの声は「ミーン、ミーン」なんだなと、ぼんやり考えてた。
実家近くは子供の頃はアブラセミが殆どだったけれど、数年前に久しぶりに夏に帰省したらクマゼミばかりになって驚いた。気候変動のせいなのかな?
台風8号も、もし宮城県か福島県に上陸なら史上初みたいだ。台風の統計を開始した1951年以降で、宮城県か福島県に上陸したケースはなく異例な進路みたい。こちらも気候変動の影響なのかな。
東京オリンピックは8月27日もメダルのラッシュだった。男子81キロ級柔道の永瀬選手の金メダル、重量挙げウエイトリフティング59キロ級の安藤選手の銅メダル。サーフィン男子の五十嵐選手の銀メダル、同じくサーフィン女子の都筑選手の銅メダル。27日は台風の影響で波が高く絶好のサーフィン日和だった。
そして、ソフトボールは日本が米国を破り金メダル 13年越しの2連覇を達成。投手の上野選手の活躍は凄かった。2008年の北京オリンピック の感動も覚えているけれど、あれから13年が経っていることにも驚いた。あと11年後のオーストラリアで開催の2032年のブリスベンオリンピックの時、世界の気候はどうなっているのだろう。私はどこでセミの声を聴いているかな?台風の進路も今と比べて変わっているのかな?働き方は変わっているのかな?新型コロナウイルスのパンデミックや2021年の東京オリンピックはどんなふうに振り返れるのだろうか?
11年後も楽しみ!

まったねー