モンの日々思うこと

パラリンピック閉会式

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 9月5日(日)パラリンピックが閉会式を迎えた。オリンピックも終わり、遂にパラリンピックも終了に。コロナ渦だったこともあり、無観客で(一部学童が希望する入場可能に)盛り上げりに欠けたけれども、日本で開催された事実は変わらない。新型コロナウイルスのデルタ株によってコロナ感染者が増える中での開催だった。

 色々な思いはあるけれど、個人的には開催されて良かったと思った。オリンピック開催に向け、都内でも公共機関のバリアフリー化が進んだ。鉄道はエレベーターの設置が増えたし、以前よりは便利になったのではないかと思う。障碍者だけでなく、ベビーカーを利用する方にも恩恵はあったと思うし。

 何より自国開催だといつものパラリンピックより、パラ競技や障害者への活動に興味を持ってニュースや競技を見るきっかけになった。あまり見なかったパラ競技を沢山見る機会に。そして、私も頑張ろうという気持ちにさせられた。

 視力、聴覚、四肢等を失っても、こんなにも活き活きと生活が出来ることに希望と勇気が持てた。誰だって事故で身体機能の一部を失う可能性があるから他人事ではないけれど、その事実が怖くて無意識に見ないようにしていたのかもしれない。でも、失ってもスポーツだって楽しめる!そう教えられた気がした。

 何よりパラの選手の方々は笑顔が素敵で。勝ったからなら笑顔になることは分かるけれど、競技中の笑顔を多く見た。素敵だなと思った。本来スポーツが持っている、走って、飛んで、球技、泳ぐことなどが純粋に唯々楽しいと感じられるんだ、きっと。

 パラリンピック最終日、男子パラバスケもオリンピック同様に、決勝で王者アメリカと競って惜しくも銀に。でもすごかったな~。マラソンも車いす、視覚障害者、四肢の障害者で走っているのを密にならない、観光スポット以外で見たけれど、実際に見ることが出来て良かったと感じている。私もこの先、四肢や視覚を失っても目の前の選手のようには走れないと思うけれど、絶望しなくても良いんだと希望が持てた。でも実施は気持ちの上で立ち直るまで相当かかると思うけれど。コロナさえなければ、障害者への理解や関心がもっと高まったと考えると残念。

 パラリンピックは開会式も閉会式もメッセージが分かりやすい演出でよかった。小池都知事がパラリンピックピの旗をフランスに渡し、聖火が最後に消えると、オリンピックから続いたスポーツの祭典が終了したんだと寂寥感が湧いた。でも終わりは、次の始まり。新型コロナを乗り越えて、次のイベントを楽しむための。

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  まったねー

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