雨が降り続いて憂鬱。梅雨に戻ったみたい。湿度も高いし、ジメジメ。ようやく明日から関東は晴れ間も見えるみたい。暑さも戻りそうだけど。
低気圧は線状降水帯を発生させて、西日本各地の広い範囲で土石流や川の氾濫で被害が出ている。これからも水害被害が増えてきそう。近年は毎年のように豪雨の被災が続いている。住んでいる地域のバイオハザードマップは見ておいた方がいいと思う。土地が安ければ安いなりの理由があると思うから、一戸建てを買う際は、人生最大の買い物だから慎重にならないとね。危険な場所に買ってしまったら、危険時はすぐに避難を。土砂に埋まった家、水没した家や人への被害を見ると心苦しい。最近は短時間に1か月分の雨が降ったとの報道もよく目にするようになった。これまで経験したことがないからこそ、避難までは不要と考えたり、短時間で一気に降るから気づいたら逃げられなくなったりしている。
日本だけじゃなく外国も水害が増えている印象。7月中旬にヨーロッパで記録的な大雨による洪水で、死者の数が約200人(7月下旬時点)に達し、ドイツだけでも150人以上が行方不明となった被害があった。何十年も住んでいるけどこんなことは初めてとの住民の声もあり、それは最近の日本でも起こっている。これまで何十年と安心だったけど、これからはわからないってことだし、これまで大丈夫だったけれど、これからも安心ということはないと気持ちでいようと思う。
それに今はコロナ渦。パンデミックが起こる危険性は以前から指摘されていたけど、いざ発生してから慌ただしくその場しのぎで対応しているように感じられる、日本政府の対応を見ていると。先を見据えた対応が必要だけれども、パンデミックを見据えた事前準備が出来ていなかったから、目の前の問題に対応するだけで精一杯。新型コロナウイルスのワクチンは日本では開発が遅れて、未だにアメリカの制約メーカーのファイザー、ベンチャー企業のモデルナ、イギリスの製薬会社のワクチンに頼ざるを得ない。それらのワクチンの承認も遅れ、日本はワクチン接種の出足が他国と比べても数か月遅れ、今感染力が高いデルタ株による重症者の増加を招いている。高齢者にはある程度接種は進んだが、それ以下の年代の接種率がまだ低いのだ。接種のスタートがもっと早ければ、そもそも日本で早期に開発出来れば今の状況よりはマシになったと思うけれど。それでも死者数は先進国の中では少ない方だ。当初はXファクターという名で何だかわからないけれど、アジア人は西洋人より死者が少なかった。ただ、 Xファクターがデルタ株に通用するのかはわからない。インドで感染者が増えて、死者も増えたから。
医薬品の緊急承認、医師や医療従事者、ベッド数の確保について、国の公衆衛生の問題から個人開業医(クリニック)が多い状態を何とか法整備する必要がある。なんせ1~2%の致死率で今の状態なのだ。病床は感染者が増えればすぐにひっ迫する、コロナ流行から1年半経っても。対応できる病院と医師等が限られているのだ。今の状態では、すぐにベットも増やせないし、医療スタッフも確保できない。20%や40%という今よりも何十倍も高い致死率のパンデミックが起こったら目も当てられない惨状になる。今は目先のことで精いっぱいでも、今後は更なる危機を想定して公衆衛生上の課題を解決しておかないと。
昨日はアフガニスタンをタリバンが首都カブールを掌握した。アメリカは2001年9月11日の米中枢同時テロから20年間で1兆ドル(約110兆円)以上をアフガンに費やした。けれど、結局はタリバンが巻き返した。アフガン駐留米軍の完全撤退は進めるみたい。これも歴史の1ページ。
長雨の憂鬱な日々、早く晴れるといいな~。

まったねー